0-100km/h加速を1秒921を達成したウルトラEVスポーツ・ASPARK OWLとは?

この素晴らしい加速を生み出したのはEV、すなわち電気自動車であることが大きな要因といえます。四輪に駆動力を与えるモーターは400kwが2台。400kwは馬力換算すると約544馬力。2台で1088馬力を発揮することになります。

1000馬力のガソリンエンジン車となると、有名なところではブガッティ・ヴェイロンがありますが、排気量8リッターのW16エンジンにターボ4基で出せる出力。そしてその8リッターW16エンジンの重量は約400kgにもなります。ところがASPARK OWLは、写真をご覧いただければお解かりのとおり、電気自動車とすることで大幅に軽量コンパクトとなります。

今回の0-100km/h加速テストで2秒を切るという目標は闇雲にパワーを上げて達成させるというものではなく、このパワーに見合う、そしてそのパワーを超えるボディを作り上げるために必要なものであったとのことです。

先進的なウルトラスポーツEVを全くゼロのところから作り上げていくというのは、心意気だけでは達成することは出来ません。一歩一歩前進させるためのたゆまぬ努力とそれを裏付ける技術があってこそ。

コンセプトモデルの内装にしてもオールグラスコックピットにカメラ式のサイドミラーなど先進技術を多用。インフォテーメントやAI式の安全技術なども積極的に取り入れていくとのことです。

今回、大記録を打ち立てたASPARK OWL。次はどんな記録を打ち立ててくれるのか?そしてどんな未来を見せてくれるのか。続報を楽しみに待ちましょう。

(写真・文:松永和浩)

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この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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