スバル XV・インプレッサが、2017年ユーロNCAPで最高評価「ファイブスター」を獲得

年々厳しさを増しているというユーロNCAP。日本のJNCAPよりも厳しいとされているユーロNCAPは、JNCAPよりも評価項目が多くなっています。

2018年頃からは、横から飛び出してくる自転車へのエマージェンシーブレーキ試験が追加されると予想されていて、私もコンチネンタルの試験をテストコースで体感したことがありますが、各メガサプライヤーなどが開発を急いでいます。

そんなユーロNCAPで、SUBARU XVとインプレッサ(欧州仕様車)が「2017年ユーロNCAP」において最高評価「ファイブスター」獲得。しかも、全車中でトップとなる「ベスト・イン・クラス・セーフティ賞」をスモールファミリーカー部門において受賞しました。

SUBARU XVとインプレッサは「SUBARU GLOBAL PLATFORM」を採用し、安全性能の進化にも貢献していて、「乗員(成人)保護性能」、「乗員(幼児)保護性能」、「歩行者保護性能」について「スモールファミリーカー」部門で最高得点を獲得。さらに、標準装備される「アイサイト」により「安全支援性能」についても高い評価を得たそうです。

なお、SUBARU XVとインプレッサは、日本のJNCAPでも過去最高の得点を獲得。2016年度には、衝突安全性能評価ファイブスター賞対象車種で、衝突安全性能評価の得点が従来の最高得点を超えた車種に与えられる「衝突安全性能評大賞」を受賞しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

塚田勝弘 近影

塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
続きを見る
閉じる