逆に安心したところはチェーンカバーがついていたこと。これが無いと車検通らないのでひとつ手間が省けました。
後はハンドルロックが生きていたこと。実はハンドルロックがないと車検で弾かれてしまうんです。ハンドルがカスタムされていたりすると無くなっている場合もあるので要注意ポイントです!
ちょっと不安なのがエアクリーナーボックス無しの直キャブ。
下にあるフィルターからブローバイガス(本来エアクリーナーに吸わせる臭いガス)が出ているわけですが、位置的に大丈夫なんでしょうか? 陸運局によっては通らなかった、という情報もあります。
もう一つはバッテリーレス仕様。
これ自体は特に問題ないようですが、ライトの光量が足りないパターンが考えられます。アイドリングを高くするか、毎回アクセルを煽るか、どちらにせよちょっとめんどくさそうな部分です。
テールランプも大きさが足りないかも? このサイズのテールランプだと純正に比べてかなり小さいので目をつけられるかもしれません。一発で通りたいなら変えておくべきポイントでしょう…。
様々な問題が浮き上がってきた5万円SR。車両の状態から見ると車検を全く考えずにカスタムしていたようなので恐らく車検が切れて売ってしまったのでしょう。
激安でバイクを買おうとするとこの手の車両はよくあります。ただ車検を通せてしまえば機能的にはちゃんと乗れる状態を作れるので、400だろうが250だろうが多少しか変わらないという考え方もあったり…。
まだ電装系のチェックができていませんがエンジンがかからないことにはわからないため、ひとまずエンジンから修理開始! 次回、バラし始めますがなんといきなりトラブル発生!?
(ライター:佐藤 快/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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