ジャガーXFにスタイリッシュなステーションワゴン「SPORTBREAK(スポーツブレイク)」が加わりました。11月27日、ジャガーXFの2018年モデルと同時に受注を開始しています。
全長4965×全幅1880×全高1495mm、ホイールベース2960mmという堂々たるボディサイズに、「INGENIUM(インジニウム)」と呼ばれる自社開発製の2.0Lディーゼルターボ(180ps/430Nm)、同じく2.0Lのガソリンターボ(250ps/365Nm)を用意し、トランスミッションはともに8速ATが組み合わされています。さらに、スポーツブレイクを含めて2018年モデルのXFに4WDが加わっています。
スポーツブレイクという車名でも荷室は広大で、容量は通常時の565Lから後席をたたむと最大1700Lまで拡大。最大時はテニスボール6500個分が収納できる容量に相当するそう。
装備も充実していて、エアスプリングに自動的に空気を送り込むセルフレベリング機能付リヤエアサスペンション、イオン空気清浄機、運転席から天井に手を軽く振るだけでパノラミックサンルーフの開閉が可能な機能などが盛り込まれています。価格は2.0Lディーゼルが722万円、2.0Lガソリンが756万円。ともに駆動方式はFRです。
また、プレス向け発表会には、ジャガー・ブランド・アンバサダーであるプロテニスプレイヤーの錦織 圭選手が登場。以前からジャガーのファンという錦織選手の愛車はF-PACEだそうで、ジャガーを相棒と表しています。
XFスポーツブレイクに関しては、コンパクトサイズでもしっかり荷物が積める積載性に触れ、練習やツアーなどで荷物が多くなっても同車なら十分に積載できそうと評価。さらに、今回新たに加わったハンズフリーテールゲートや天井に向けて腕を動かすジェスチャーだけで開閉するパノラミックサンルーフを体感していました。
(文/写真 塚田勝弘)