【新車】レンジローバー・イヴォークに「インジニウム」ガソリン、ディーゼルエンジンを搭載

現在のレンジローバー、ランドローバー、ディスカバリー各シリーズのデザイン・テイストの方向性を示したモデルといえるのがレンジローバー・イヴォーク。デビュー時の鮮烈なインパクトにより、正規販売店の営業担当者に以前取材した機会がありますが、イヴォークは新たな顧客を数多く販売店に呼び寄せたそうです。

2017年11月22日、そのレンジローバー・イヴォークの2018年モデルの受注が開始されました。ボディタイプは、従来どおり5ドア、3ドアクーペ、コンバーチブルの3タイプ。

同時に2018年モデルが発表されたディスカバリー・スポーツと同様に、目玉は「INGENIUM(インジニウム)」エンジンの導入で、ディーゼルエンジンも新たにラインアップに追加されています。

さらに、2018年モデルでのみ生産され、デザイン性が強調された「RANGE ROVER EVOQUE LANDMARK EDITION」も発売され、全16機種の展開になります。

自社開発、自社生産エンジンである「INGENIUM」2.0Lの直列4気筒ガソリンターボ(最高出力240ps/最大トルク340Nm)と「INGENIUM 」2.0Lの直列4気筒ターボチャージド・ディーゼル・エンジン(最高出力180ps/最大トルク430Nm)2種類のエンジンを用意。

どちらも燃費性能に優れ、ガソリンエンジンでは先代モデルのエンジンと比較して15%の燃費向上を実現したそうです。さらに、ドライバビリティの進化にも高いエンジン性能を活かし、ガソリンエンジンでは1,250rpmという実用的な回転域で最大トルクが発揮されるため、高速道路などにおいて、より力強い加速やスムーズな車線変更が可能になったとのことですから、走りの面でもさらなる進化が期待できます。

オプション設定される装備も充実しています。インフォテインメント・システムの「InControl Touch Pro」にコネクティビティ機能が導入され、スマホ・アプリを介して車両から離れた場所でドアのロックや解除、エアコンの操作が可能。走行履歴や車両状態を確認したり、緊急時にはスマートロードサイドアシスタンスやSOS緊急コールに繋いだりすることが可能です。

また、自動緊急ブレーキやレーンキープ・アシスト、アドバンスド・パークアシストなどのドライバー支援システムを搭載した「アドバンスド・ドライバーアシスタンス・パック」や、内・外装の魅力を増すパノラミックグラスルーフを含めた「ラグジュアリー・パック」など、パッケージオプションも豊富。

ボディカラーは全13色で、ナルヴィクブラック(新色)、フジホワイト、インダスシルバー、コリスグレー、サントリーニブラック、ロワールブルー、カイコウラストーン、フィレンツェレッド、ユーロンホワイト、シリコンシルバー、カルパチアングレー、フェニックスオレンジ、モレーヌブルー(「LANDMARK EDITION」のみ)を用意。

ガソリンエンジン車の価格帯は、5,020,000円(5ドア)〜7,680,000円(コンバーチブル)。ディーゼルエンジン車は5,210,000円(5ドア)〜7,880,000円(コンバーチブル)です。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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