NASVAが「ファイブスター賞」を獲得した人気SUV「C‐HR」「CX-5」の衝突試験映像を公開!

運転席、助手席のSRSエアバッグの他、側面天井から出るSRSカーテンシールドエアバッグが作動する様子がスロー映像で確認でき、ダミーの動き等から衝突時に発生するエネルギーの凄まじさを実感させます。

■トヨタ C-HR オフセット前面衝突試験

■マツダ CX-5 オフセット前面衝突試験

今回の2台は衝突時のエアバッグ作動により、ドライバーがステアリングに顔面を打ち付けることも無く、脚部の損傷も無い事から、総合評価で「ファイブスター賞」を獲得しました。こうした評価はもちろん軽自動車でも実施されており、人気のホンダ「N‐BOX」の衝突の様子も公開されています。

■ホンダ N‐BOX オフセット前面衝突試験

軽自動車はその名のとおり、普通乗用車に比べて車体が軽いことから、衝突時に激しく側方へ飛ぶことになりますが、これは致し方無いところ。

ちなみにファイブスター賞は、「フルラップ前面衝突試験」、「オフセット前面衝突試験」、「側面衝突試験」、「後面衝突頚部保護性能試験」、「歩行者頭部保護性能試験」、「歩行者脚部保護性能試験」における総合得点170点以上が獲得条件となっており、両車共に優秀な試験結果であることが判ります。

マイカーを購入する際は、NASVAが公開しているこれらの衝突試験結果も踏まえて安全性の高いクルマを選択したいものです。

Avanti Yasunori・画像:NASVA)

【関連リンク】

NASVA(独立行政法人 自動車事故対策機構)
http://www.nasva.go.jp/index.html

この記事の著者

Avanti Yasunori 近影

Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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