「サイレントな」高速テスト。電気自動車ポルシェ・ミッションEが初のニュルブルクリンク・トライ

ポルシェ初のピュアEVモデル『ミッションE』市販型プロトタイプが、高速テストのためニュルブルクリンクを訪れました。エキゾーストノートは響きませんが、心地よい風を切る音からその高性能が伺えます。

フェイクのエキゾーストパイプを装着した開発車両は、ボディの下に多数のセンサーが見られ、EV性能をテストしている模様。ニュルでは、高速でのコーナリングや直線での加速など、スーパーサルーンらしい走りを見せていたようです。

エンジンを持たず、電気モーターのみで走行するミッションEは、800Vのバッテリーにより最高出力は590psを発揮します。0-100km/h加速は3.5秒で達し、フル充電時の航続距離は310マイル(約500km)の走行が可能です。今回のニュルでは、ラップタイム8分を記録しており、今後レコードを伸ばしていくといいます。

(APOLLO)

この記事の著者

APOLLO 近影

APOLLO

アポロニュースサービス代表取締役。1965年東京生まれ・世田谷区在住。通信社を経て1996年に独立、レンタルポジ&ニュース配信会社アポロニュースサービスを設立した後、2016年にはカーメディア「Spyder7」編集長に兼任、多数のメディアへ新車スパイショット配信も手掛けております。
通信社入社と同時に新車スクープに関わり、これまで35年間、新型モデル開発を追い続け、現在は新車スクープ原稿を年間800本以上執筆、日本で一番新車スクープ記事を書く男としてギネス申請中!?
続きを見る
閉じる