【カージャケNo.098】雄大なアメリカの懐の深さを感じるソウルフルなホーンセクションが聴きどころ Back To Oakland TOWER OF POWER [タワー・オブ・パワー]1974

タワー・オブ・パワーは、パワフルなホーン・セクションを中心とした今なお現役のホワイト・ファンク・バンドで、活動は浮き沈みを繰り返しながらも、そのファンクネスは時代を超えてリスペクトされている。強靱なグルーヴとソウルフルな歌、キャッチーで強力なホーンが最高。ベイブリッジに車が連なるジャケットも素晴らしく、いわば“豊かなアメリカ”の空気が詰まったこのアルバムを彼らの最高傑作に挙げる人も多い。(大須賀芳宏)

【RECORD】

●サンフランシスコ地域の大きな橋といえばゴールデン・ゲート・ブリッジがすぐ浮かぶが、ここに写るサンフランシスコ・オークランド・ベイブリッジは長い間世界最長のつり橋となっていた。サンフランシスコ市内に入るときのみ有料。

(クリッカー編集部)

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http://www.sun-a.com/magazine/detail.php?pid=8982

定価2400円 (本体価格2222円)
ISBN:9784779629051