三菱自動車が採用を進めている新しいフロントデザインコンセプトの「ダイナミックシールド」をさらに進化させた新型エクリプス クロスの日本仕様が東京モーターショー2017に登場します。
内装は、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾によって、スポーティでありながら上質な室内空間に仕立てたそう。
また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ(SDA)、タッチパッドコントローラー、ヘッドアップディスプレイを搭載することで、操作性を向上させています。
注目のエクリプス クロスは、来年春に市販化されるそうで、エンジンはまず新開発の1.5Lダウンサイジング直噴ガソリンターボを搭載。ディーゼルエンジンの投入は現時点ではアナウンスされていません。
低燃費を実現しながら従来型の2.4L自然吸気エンジンを凌ぐ中・低速トルクを発揮。排気マニフォールド一体型シリンダーヘッド、吸排気MIVEC、電動ウエストゲートアクチュエーター付小型ターボチャージャーにより、レスポンスを向上させたとしています。
トランスミッションは8速スポーツモード付CVTで、各段をクロスレシオとしながらワイドレシオとすることによって、エンジン性能を最大限に引き出せるそう。
そのほか、アクセル開度や車速、車両の走行条件などから後輪へ伝達するトルクを常に適切に配分する電子制御4WD を搭載。これにAYCブレーキ制御が追加された車両運動統合制御システム「S-AWC」が採用されています。※写真は欧州仕様を含みます。
(塚田勝弘)