9月27日(水)から29日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「第44回 国際福祉機器展 H.C.R.2017」。マツダからはロードスター RF、ロードスター、アクセラの手動運転装置付車を中心に、福祉車両が出展されます。
マツダといえば「Be a Driver.」、「ZOOM-ZOOM」を掲げ、走る喜びをブランドのアイデンティティのひとつとしています。さらに同社は、福祉車両の開発でもクルマの運転などを通じて、より多くの人に「自由に移動すること」、「運転する楽しさ」や「走る歓び」を掲げ、手動運転装置付車を開発してきたそうです。
手動運転装置付車は左手でアクセルとブレーキ操作可能で、ウインカーやホーンなどのスイッチが集約されているコントロールグリップや、右手で変速ができる専用のステアリングシフトスイッチ(ロードスター RF、ロードスター)を装備した車両。足でのペダル操作が困難な、主に車いすを使っている人が運転できるように設計されています。
気になる価格は、ロードスターRF手動運転装置付車が3,385,900円〜3,695,900円。マツダ ロードスター手動運転装置付車が2,965,900円〜3,275,900円、「マツダ アクセラ」手動運転装置付車が1,996,900円〜3,371,900円。
ほかにも、「マツダ CX-5」助手席リフトアップシート車(市販車)、「マツダ アテンザワゴン」車いす格納装置および手動運転装置付車(参考出品)、「マツダ フレアワゴン」車いす移動車(市販車)が出展されます。
(塚田勝弘)