【新車】ホンダ・シャトルが商品改良、先進安全装備と第2世代ハイブリッドを採用

ホンダの5ナンバー・ステーションワゴン「SHUTTLE(シャトル)」がマイナーチェンジ、2017年9月15日より発売されました。

目立った変更点は、安全運転支援システム「Honda SENSING(ホンダ センシング)」を全タイプに標準装備(レスオプション設定もあり)したこと。また、7速DCTとモーターを組み合わせたハイブリッドシステムはスムースな走りが味わえるようギア比を見直した第2世代へと進化。燃費ベストグレードでは34.4km/L(JC08モード)の燃料消費率を実現しています。

ミリ波レーダーと単眼カメラにより前方の状況を認識する予防安全・先進安全装備「ホンダセンシング」については、8つの機能をフル装備。ACC(追従クルーズコントロール)は30~100km/hに対応するタイプとなっています。またLKAS(車線維持支援システム)は65km/hで機能するタイプとなります。

外観では、フォグライトがLED化されたのが変更点。夜間の色味がヘッドライトと合ったことはディテールアップといえるでしょう。ユーティリティ面では深さを二段階で調節可能なドリンクホルダーを新採用。ペットボトルなどの大きさに合わせることで、使いやすくなっています。

また、純正オプションの7インチナビが「Apple CarPlay」、「Android AutoTM」に対応しました。

メーカー希望小売価格は、1.5リッターハイブリッドが2,080,080円~2,631,960円。1.5リッター直噴ガソリンエンジン車が1,770,120円~1,964,520円となっています。

●シャトル ハイブリッドZ ホンダセンシング(2WD)主要スペック
車両型式:DAA-GP7
全長:4400mm
全幅:1695mm
全高:1545mm
ホイールベース:2530mm
車両重量:1240kg
乗車定員:5名
エンジン型式:LEB
エンジン形式:直列4気筒DOHC
総排気量:1496cc
最高出力:81kW(110PS)/6000rpm
最大トルク:134Nm(13.7kg-m)/5000rpm
モーター型式:H1
モーター形式:交流同期電動機
最高出力:22kW(29.5PS)/1313-2000rpm
最大トルク:160Nm(16.3kg-m)/0-1313rpm
変速装置:7速DCT
燃料消費率:29.8km/L (JC08モード)
タイヤサイズ:185/55R16 83V
メーカー希望小売価格(税込):2,469,960円

(山本晋也)

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山本晋也

日産スカイラインGT-Rやホンダ・ドリームCB750FOURと同じ年に誕生。20世紀に自動車メディア界に飛び込み、2010年代後半からは自動車コラムニストとして活動しています。モビリティの未来に興味津々ですが、昔から「歴史は繰り返す」というように過去と未来をつなぐ視点から自動車業界を俯瞰的に見ることを意識しています。
個人ブログ『クルマのミライ NEWS』でも情報発信中。2019年に大型二輪免許を取得、リターンライダーとして二輪の魅力を再発見している日々です。
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