ルノー・カングーのユーザーは、様々な使い方で同車の魅力を満喫しているそうですが、やはりキャンプやフェスなどといったアウトドア派が多いとのことです。
数多くの限定車が設定されているカングー。今回は、同車の限定に立ち返り「アウトドアを楽しむ」というコンセプトを元に仕立てられています。
ルノー・ジャポンがタッグを組んだのは、フランスの「LA TENTE ISLAISE(ラ・タント・イレーズ)」。聞き慣れないブランドだと思いますが、それもそのはずでブランド自体が今年6月に日本上陸したばかり。
「ラ・タント・イレーズ」は、日本人観光客にも人気だというパリ・マレ地区発のライフスタイルブランドで、日本語でいえば「島人のテント」を掲げたフランスらしいオシャレなテントなどが特徴です。
9月14日に発売された「ルノー カングー ラ・タント・イレーズ」は、深い森をイメージしたルノー初採用の専用ボディカラーの「ヴェール ジャッド メタリック」をまとい、デカール、シートカバー/アームレストカバー、人気のマルチルーフレールを装備。
なお、同限定車は、専用ボディカラーであるため、カングー クルールのように、シルバー&ブラックフロントバンパーになります。
専用デカールは「ラ・タント・イレーズ」のブリス・セッカルディ氏が自らデザインしたもので、ルノーのエンブレムである「ロザンジュ」、つまり菱形にデザインされ、さらに黒いモールから下は「水面に映っている」イメージだそう。
さらに、運転席側には鹿のイラストが、助手席側には熊のイラストが描かれるなど、ブリス・セッカルディ氏が何度も描き直したという力作になっています。
さらに成約記念として、「ラ・タント・イレーズ性テント No.1イル・ド・ユー」、限定スウェットパーカー(S&M 2着)、限定カップルバッグがもれなくプレゼントされます。
「ルノー カングー ラ・タント・イレーズ」は、ゼン(EDC=2ペダルのデュアルクラッチトランスミッション)がベースで、価格は274万円。限定60台ですので、フランス流アウトドアの世界、そしてほかとは違うカングーを狙っているのでしたら急いだ方がいいかもしれません。
(文/写真 塚田勝弘)