【フランクフルトモーターショー2017】ホンダが新型CR-Vの「HVプロトタイプ」を初公開!

欧州ホンダが9月5日、フランクフルトモーターショー2017(9/12開幕)に出展する「CR-V HVプロトタイプ」の概要を発表しました。

同社の欧州向けSUVの中で初のHVモデルとなるもので、新型「CR-V」をベースに2.0L直4ガソリンエンジン「i-VTEC」に2個のモーターを組合わせたHVシステム「i-MMD」(インテリジェント・マルチモード・ドライブ)を搭載。

「EVドライブ」、「ハイブリッドドライブ」、「エンジンドライブ」の3つの走行モードを走行状況に合わせて自動的に切り替えるシステムで、一般道では「ハイブリッドドライブ」と「EVドライブ」を主に選択することで燃費を向上させ、高速道路などでの加速時には「エンジンドライブ」に自動的に切り替わります。

「EVドライブ」ではバッテリーから供給される電力でモーターによるゼロエミッション走行、「ハイブリッドドライブ」ではエンジンで発電してモーターに電力を供給、余剰電力は発電機を介して戻され、バッテリーを充電します。

また「エンジンドライブ」では、エンジンにより車輪が直接駆動され、必要時にはモーターによる「ブースト」効果を活用。

ホンダによれば、HVモデルの他にも1.5LVTEC直噴ターボ搭載モデルがラインナップされる模様で、6MTもしくはCVTが選択可能とか。ちなみに欧州向けには今後の環境規制強化を踏まえ、ディーゼルエンジンはラインナップしていない模様。

新型「CR-V HV」は2018年早々に量産モデルの詳細が明かされ、その後、欧州で正式発売されるそうです。

Avanti Yasunori・画像:HONDA)

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Avanti Yasunori

大手自動車会社で人生長きに渡って自動車開発に携わった後、2011年5月から「clicccar」で新車に関する話題や速報を中心に執筆をスタート、現在に至る。幼少の頃から根っからの車好きで、免許取得後10台以上の車を乗り継ぐが、中でもソレックスキャブ搭載のヤマハ製2T‐Gエンジンを積むTA22型「セリカ 1600GTV」は、色々と手を入れていたこともあり、思い出深い一台となっている。
趣味は楽器演奏で、エレキギターやアンプ、エフェクター等の収集癖を持つ。
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