BMWが2017年5月に初公開した最高級クーペ『コンセプト8シリーズ』の市販型プロトタイプが、プロダクションLEDヘッドライトを初めて装着、公道テストを開始しました。
1990年から1999年まで生産された初代8シリーズから20年振りの復活となる新型は、ワイド&ローデザインを基調とし、グラマラスなリアビューを特徴としています。
これまでダミーだったヘッドライトには「3シリーズ」新型などに採用されるスクエアデザインの次世代イカリングが装着されているほか、カモフラージュされているワイドキドニーグリルは、コンセプトモデルのように左右連結されたデザインとなる可能性が高いといいます。
また、フロンドエンドは丸みを持たせず垂直になっており、リアバンパーにあった大口エアアウトレットも消えているなど、かなり現実的なデザインが採用されるようです。
パワートレインは、2リットル直列4気筒ツインターボエンジン、3リットル直列6気筒ターボエンジン、そしてハイエンドには4.4リットルV型8気筒エンジンやプラグインハイブリッドもラインナップされます。
さらに高性能モデルの「Mパッケージ」、頂点には最強「M8」も設定されることが確実されています。市販型のワールデビューは2018年3月のジュネーブモーターショー、発売は秋以降となるでしょう。
(APOLLO)