【新車】アルファ ロメオのFRが復活!! 新型ジュリアが日本発表。価格は4,460,000円〜11,320,000円

現在に蘇った新型ジュリアは、1962年に誕生した初代ジュリア、90〜00年代に大ヒットになり、アルファ ロメオをマニア以外の一般にまで浸透させた156、その後の159の系譜を継ぐ、Dセグメント(アッパーミドルサイズ)のスポーツサルーンという位置づけ。日本でも拡販を狙うアルファ ロメオにとっては、新時代の幕開けを象徴するフラッグシップモデルとしても期待されるモデルです。

その魅力はやはり走りにあるようです。FRプラットフォームをベースに、アルミやカーボンなどの軽量素材を多用することで、理想的な前後重量配分と卓越したパワーウェイトレシオを実現しているそう。

さらに、整流効果を高めるボディ底面のフラッシュサーフェイス化や、ブレーキフィールの向上と軽量化を両立する統合型ブレーキシステム(IBS)、アルミ製「ALFA LINKサスペンション」を全車に標準装備することで、卓越したフットワークを得たとしています。

安全装備も最新のものが用意されていて、歩行者検知機能付の前面衝突警報(FCW)/自動緊急ブレーキ(AEB)などのほか、「Giulia Super」以上のグレードでは高速走行時などにドライバーの負荷を軽減するアダプティブクルーズコントロールやブラインドスポットモニター(BSM)も装備。

外観は、同ブランドらしくスピード感にあふれたデザインが特徴で、LEDデイタイムランニングライトやLEDテールランプにより、最新世代であることを主張。

さらに、フロントオーバーハングを可能な限り切り詰め、操縦安定性の向上に加えて、安定感を抱かせるフォルムとなっています。ボディカラーは全14色が設定されています。

広い後席が確保されているキャビンは、全車レザーシートで高級感が漂います。また、標準装備の車載インフォテインメントシステム「Connectシステム」(8.8インチディスプレイ、音声認識機能付)は、さまざまなコンテンツが表示され、ロータリーパッドにより直感的に操作できます。「Apple CarPlay」、「Android Auto」にも対応し、スマートフォンとの連携も可能。

グレードは4つ。FRで右ハンドルのGIULIA(受注生産)が4,460,000円、FRで右ハンドルのGIULIA SUPERが5,430,000円。4WDで左ハンドルのGIULIA VELOCEが5,970,000円。FRで右ハンドルのGIULIA QUADRIFOGLIOが11,320,000円です。

(塚田勝弘)

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この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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