4.0L V8直噴ツインターボを搭載するメルセデス AMG GTロードスター/GT C ロードスターが登場

エクステリアは、クーペモデル同様に1952 年に開催された伝説的なレースであるカレラ・パナメリカーナ・メヒコで優勝を飾った「300 SL」を彷彿とさせる「AMG パナメリカーナグリル」などにより空力性能を強化。

また安全面も価格にふさわしい充実ぶりで、レーダーセンサーにより先行車 を認識して、設定速度の範囲内で車間距離を適切に維持して追従するとともに、先行車が停止した際は、減速して停止する渋滞追従機能を備えた「ディスタンスパイロット・ディストロニック」が標準装備されています。

 

エンジンは、AMG製の4.0L V8直噴ツインターボで、軽量化やドライサンプ潤滑システムによる低重心化、また2つのターボをV8エンジンのVバンク内側に配置する「ホットインサイドV」レイアウトがもたらすコンパクト化、吸排気経路の最適化などが図られています。トランスミッションは、デュアルクラッチ式を採用し、素早いシフトチェンジとシームレスな加速を実現。

 

さらに、燃費と快適性を優先する「C(Comfort)」、よりスポーティな 「S(Sport)」と「S+(Sport Plus)」の 3 つのシフトモード、様々なパラメーターを個別に設定できる「I(Individual)」も設定されています。「GT C ロードスター」には、サーキット走行用の「RACE」モードも搭載。

そのほか、クーペモデル同様に、3ステージESP、AMGリミテッド・スリップ・デフ、AMGパラメーターステアリングや強化ブレーキなどが盛り込まれています。

オープントップモデルならではの開放感とGT ロードスターは476ps/630Nm、GT C ロードスターは557ps/680Nmもの出力、トルクを誇り、GT Cロードスターは0-100km/h加速 3.7秒を達成しています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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