「ワーゲンバス」が現代に復活!正当な後継モデルとして、EVの「I.D. BUZZ」が生産決定

そして8月、「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、「フォルクスワーゲン・マイクロバスの70年の歴史に新たな章を刻む」と宣言。新しいEVバンとしてついに生産すると発表されました。

北米、ヨーロッパ、中国を主なターゲットに据えるという「I.D. BUZZ」は、床下にバッテリーを搭載し、ロングホイールベース化を実現。これにより、車内を広く、見た目はコンパクトバンのように見えるフォルムを実現しているそう。なお、コンセプトカーのサイズは全長4,942 ×全幅1,976 ×全高1,963 mmと公表されています。

さらに、「レベル3」の自動運転技術の採用や配送仕様のバン仕様も用意されるそうです。2025年までに30以上のピュアEVを投入するというフォルクスワーゲン。自ら蒔いた種という感もあるディーゼルエンジンへの逆風が、現代版マイクロバスを世に送り出すきっかけになったのでしょうか。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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