8月21日、文京区の護国寺で世界初の国際自動車連盟(FIA)公認ドリフト世界大会「FIA Intercontinental Drifting Cup」の概要発表会が行われました。
「FIA Intercontinental Drifting Cup」は、日本から世界に広がったドリフト競技を統一したルールの下で行い、世界一を決めるというもの。これはF1やWECなどを管轄するFIAが正式に公認した世界大会で、9月30日から10月1日、東京のお台場で初開催されます。
この「FIA Intercontinental Drifting Cup」のプロモーター権を獲得した株式会社サンプロスの齋田功さんは、冒頭の挨拶でFIA制作のビデオ映像を紹介。「この映像は、FIAが世界各国213の自動車連盟に配布したもの。ここでFIAは『ドリフトをみなさんの国でも始めませんか』と伝えています」と説明。つまりFIAはドリフト競技を入門しやすいモータースポーツカテゴリーとして普及を目指している、ということなのです。
FIAではパリの本部にドリフト部会(FIA Drifting Working Group)を設置し、世界大会の開催とドリフト競技の普及を真剣に考えているとのこと。
そのFIA Drifting Working Groupから代表のプラサアト・アピプンヤさんがFIAを代表しての挨拶。この中ではFIAがいかにドリフト競技に期待しているかが語られました。
そしてFIA会長のジャン・トッドさんのビデオメッセージも披露。これだけでもFIAが本気で取り組んでいることがうかがえます。