チーム発足20周年となるARTAが記念の勝利。ARTA BMW M6 GT3が完全勝利を見せた富士300km【SUPER GT 2017】

好調なブリヂストン勢のARTA BMW M6 GT3と31号車PRIUSの活躍に目を奪われがちですが、2位を走る31号車PRIUSを初音ミク AMGは1分40秒台で追いかけます。タイヤ無交換でも41秒台を出すPRIUSはそうやすやすとは抜かれず、かなりの周回数を粘りますが、41周目に初音ミク AMGが2位に。そして4位を走るBRZは31号車PRIUSにあと2秒というところまで追いついてきました。

初音ミク AMGはこのままARTA BMW M6 GT3を追いかけようとしますが、ARTA BMW M6 GT3のウォーキンショー選手が46周目に1分40秒121というベストラップを出すなど、一気に引き離しにかかります。

ARTA BMW M6 GT3と初音ミク AMGの差は10秒ほど。しかしGT500クラスのARTA NSX-GTがオーバーオールトップでチェッカーをうけるタイミングでリザルトに差がつき、ARTA BMW M6 GT3がGT300で唯一62周を走りきることになりました。

ウィナーズパルクフェルメには2台のARTAが並ぶという光景。それも2台ともPole to Win!ARTAがチーム発足20周年となる今年に相応しいアベック優勝、Pole to Winとなりました。

またひとつ劇的な神話が生まれたSUPER GT。次戦は8月26〜27日の鈴鹿インターナショナル1000km。鈴鹿インターナショナル1000kmとしては最後のレースとなる記念大会的な次戦。過酷な1000kmではどんなドラマを見ることが出来るのでしょうか。

(写真:吉見幸夫 文:松永和浩)

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松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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