マツダの歴史といえばやはりロータリーエンジン!!【オートモビル カウンシル 2017】

昨年に続いて「オートモビル カウンシル」に出展したマツダ。会期中にトヨタとマツダの資本提携が発表されましたが、「オートモビル カウンシル」では偶然にもブースが隣同士でした。

2017年のマツダブースでは、初代ロードスターのレストアサービスだけでなく、ロータリーエンジン誕生50周年をテーマに展開されていました。

1967年、マツダが量産化に成功したロータリーエンジンは、コスモスポーツに搭載され、2017年の今年誕生から50年を迎えています。今回のブースでは、数々の苦難を乗り越えて、ロータリーエンジンの実用化、量産化を実現したマツダの歩みと、現在の新生マツダを支える「スカイアクティブ」技術の開発にも通じる同社の挑戦の精神が紹介されています。

コスモスポーツの開発途中の試作車をはじめ、ロータリーエンジン搭載車を中心に、1991年のル・マン24時間レース総合優勝車である「マツダ 787B」、世界初の2ローターロータリーエンジン「10A」型、旧車のカタログなども展示されていました。

初代ロードスターのレストアサービスなど、マツダだけでなくクルマ文化にも貢献する同社の精神、そしてトヨタとの資本提携後も「らしさ」がさらに磨かれることを願うファンの方も多いのではないでしょうか。

(文/写真 塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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