ダイムラー社(メルセデス・ベンツ)のディーゼル排ガス不正疑惑。日本の対応は?

今回、サービスキャンペーンの対象モデルを拡大。現在認証を受けていて、ヨーロッパでの基準を満たしているものの、ディーゼルエンジンのソフトウェアをアップデートし、欧州の市街地での実走行のNOx排出量を改善するために実施されるものとしています。

そこで疑問となるのは、認証を受けていて、何の問題なく「シロ」であれば、サービスキャンペーンを実施する必要はなく、その認証が違法なソフトウェアによるもので受けたものではないか? という疑念。

ダイムラー社は、ドイツ・シュツットガルト検察当局より捜査を受けていて、全面的に協力しているそう。捜査中につき、捜査内容についてのコメントは控えるとしていますが、ディーゼルエンジンへの信頼強化のために、今回の措置の実施を決定したそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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