7月18日、ドイツのダイムラー社が300万台超に達するディーゼル車の自主的なサービスキャンペーンを実施すると発表しました。なお、これはリコールとは異なるもので、対象となるモデルは、2011年以降のユーロ5、ユーロ6対応としていたメルセデス・ベンツのディーゼル車のほぼ全てになるそう。
現時点では、日本を含めてほかのマーケットではこのサービスキャンペーンは実施しないとしています。ただし、日本での対応については、現在詳細な情報を収集していて、その結果をもって判断する予定と表明しています。
「ほぼ全て」というのは、新型Eクラスなど最新のOM654エンジンが搭載されたモデルは「すでに十分なレベルに達しているため」対象外となっています。
じつは、このサービスキャンペーンは今回が初めてではなく、今年3月にコンパクトカーに搭載されているディーゼルエンジン1機種および V クラスを対象とするNOx排出削減措置(サービスキャンペーン)を実施していました。