100万円〜150万円のクルマというと、軽自動車はもちろんコンパクトカーがメインとなります。もちろん、そういったクルマに求められるのは日常生活での使い勝手の良さでしょう。
各社から様々なモデルが販売されており、ほぼ全てがこの利便性を備えていますが、細部に各車の個性が宿っています。
■スズキ・ワゴンR
車両本体価格や維持費の安さも含めて、真っ先に思い浮かぶのが軽自動車。シンプルを極めた「アルト」や「ミライース」のほか、軽自動車離れした広々空間がウリの「N-BOX」や「タント」、本格オフローダー「ジムニー」など様々なモデルが販売されていますが、トータルバランスに優れているのが「ワゴンR」です。
「ダイハツ・ムーヴ」や「日産・デイズ」「ホンダ・N-WGN」と競合も多いですが、「ワゴンR」ならではの魅力がマイルドハイブリッドです。これはブレーキによる減速で生じたエネルギーで発電した電力をエンジンの負荷が大きい発進時に活用することで燃料消費を抑制する優れ物であり、JC08モード燃費は最良で33.4km/Lを誇ります。
また、プラットフォームを刷新したことで、室内空間は拡大。室内長は2450mmとなり、大人4人がゆったり過ごせる空間が確保されています。