京都のベンチャー企業・GLMが香港投資会社の傘下入り!EVスポーツカーの量産化を目指す

今回の資本提携により、GLMの事業拡大を目的として海外投資会社などから資金調達をすることに両社で合意しているそうです。なお、香港証券取引所の審査等を経て、2017年8月末までに本件を実行する方針とのこと。

GLMは、2019年から量産予定のEVスーパーカー「GLM G4」の海外進出を計画していて、オーラックスHDおよび海外投資会社は、今後のグローバル展開における重要な戦略パートナーになるそう。

GLMの小間裕康社長は「大手自動車メーカーのみならず、中国を中心とする新興の自動車メーカーもEVに傾注しており、開発競争はますます激しくなっています。GLMは、今回のファイナンススキームで、大手自動車メーカーに遜色のない開発資金を得ることが可能になります。当社は引き続き、開発拠点を京都に置き、日本国内の技術企業とともに自動車開発を進めていきます」とコメントしています。

4000万円というスーパースポーツEV「GLM G4」の実現に関しては、市場のニーズはもちろん、資金の調達はどうなるか気になっていました。今回の資本提携により実現に向かうか注目です。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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