元祖4ドアクーペ、メルセデスベンツ「CLS」次期型プロトタイプが、ニュルブルクリンクで初の高速テストを開始しました。
プラットフォームにはFR専用「MRA」を採用し、ホイールベースを延長。ファストバックに近いルーフラインとなります。
このプロトタイプでは擬装が以前より軽くなり、スポーティーに釣り上がるLEDヘッドライト、力強いグリル、三角から水平デザインに代わるテールライトまで確認できます。
エクステリアと共に刷新されるのがパワートレインです。
これまでのV型6気筒に変わり、3リットル直列6気筒が復活します。ターボチャージャーと電動スーパーチャージャーが組み合わされた直6エンジンはとてもパワフルで、カメラマンによれば、ニュルの高速テストではV8以上の走りを見せたといいます。
そのほか、新開発2リットル直列4気筒エンジンやPHVのラインナップも期待されています。
自動運転技術では、メルセデス最新鋭「ドライブパイロット」を搭載、完全自動運転へまた一歩近づきます。
ワールドプレミアは、2017年のフランクフルトモーターショーでサプライズの可能性もありますが、シューティングブレークは廃止され、この4ドアクーペのみの発表となる見込みです。
(APOLLO)