ライダーの皆さんお待たせしました、タイのバイク事情をまとめます。日本と違うところが多すぎて驚くことばかりでした。
日本のバイクは50ccから始まり、250cc以上は趣味、という雰囲気がありますよね。ですが、タイでの主流となる排気量はなんと125ccと150cc!
走ってるのってカブばっかなんでしょ?と思っていましたが、カブは一度も見ることがありませんでした。
割合で言うと125ccあたりのスクーターが6割、125ccあたりのミニバイクが2割、残り2割が250cc以上のスポーツバイクという構成でした。
私たちが入門用として乗る250ccクラスのバイクは思っていた以上に多く、スクーターに紛れているからこそ見慣れたバイクがより一層カッコよく見えました。
さらに、タイで走っているスクーターは日本で発売していないものが多く、スポーツバイク好きのライダーでさえ周りを見渡せばワクワクする場所です。
MotoBeを閲覧している多くのライダーや、これからバイクに乗ってみようかなという方々は少なくともバイクを「趣味」という認識をしていることでしょう。
ですがタイではバイクは完全に「足」「ただの移動手段」という認識でした。
私たちの感覚で一番近いのはおそらくママチャリと同等のような感覚なのではないでしょうか。とりあえず歩くより早く移動できればいいし、メンテナンスなんてほとんどしないみたいなところがおそらく同じという印象でした。
日本の若者が免許を取る時に一番手が届きやすくてカッコいい!と思うマシンを思い浮かべてください。おそらくNinja250、YZF-R25、CBR250Rあたりを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
この感覚は日本人もタイ人も同じなのです!
足という認識は薄々あるものの、やっぱカッコいいのに乗りたいよね!スポーツバイクがいいよね!という思いを持っているようです。
そして稀にシャレた外車やリッターSSで爆走している若者もいて、このいわゆるマイノリティが考えていることはもしかして万国共通なんですよね。
皆スクーターに乗る中でスポーツバイクに乗るタイ人と、二輪が世間でどんどん迫害されている中で趣味としてバイクに乗る日本人、これはとても似ていますね…
次回、もう少しディープなバイク事情をご紹介します!
(ライター:駒月麻顕/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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