コンセプトは「初めての輸入車、初めてのプジョー」。208ファースト・セレクションは199万円

女性からの支持も多く集めているというプジョー208は、現在のプジョーのエントリーモデル。今年の4月には限定車の「208アリュール・シエロ・プラス」を発売するとともに、装備の充実させた小変更を実施しています。

2017年7月3日、240台限定で投入された「208ファースト・セレクション」は、カタログモデルで217万円の「208スタイル6AT」がベース。

「初めての輸入車、初めてのプジョー車」をキーワードに掲げ、6ATとアクティブシティブレーキを装備しながら、199万円(税込み、ペイントオプション代を含む)という戦略的な価格を設定したエントリーモデルです。

ベース車の「208スタイル6AT」との違いは、バックソナー、レザーステアリング、スーパーティンテッドガラスが省略されている点ですが、外観デザインをはじめ、プジョー独自のインテリアコンセプトである「i-Cockpit」やタッチ式スクリーンはベースモデルを踏襲。

また、オートヘッドライトやレインセンサー、クルーズコントロールなどが標準装備されており、エントリーグレードといえども装備は充実しています。ボディカラーは「リオハ・レッド」、「ダーク・ブルー」、「ビアンカ・ホワイト」の人気の3色が設定されています。

搭載されるエンジンは、「エンジン・オブ・ザ・イヤー・アワード」の「1.0~1.4L」のカテゴリーにおいて、2015年から2017年まで3年連続で受賞した1.2L 3気筒ガソリンターボの「PureTech」。110psというスペックも「208スタイル6AT」と同じです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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