これまで米テスラや独ダイムラー、BMW、ボルボ、日産などが「レベル2」とされる自動運転技術を実用化してきました。
一方、アウディが7月11日(火)にスペインのバルセロナで開催される「Audi Summit」でワールドプレミアを予定している新型高級セダン「A8」では、5段階のうち「レベル3」に位置付けられる自動運転技術を実現しているそうです。
「レベル3」では、従来の「人」による運転に代わり、「システム」が中心になって運転することになり、高速道路を移動中もトラブルに備えて常にステアリングホイールに手を添えておく必要から開放され、走行中にメールを確認したり、書類に目を通したりすることが可能になります。
技術的に可能であっても、実際には各国法規により、システムの使用が制限される可能性もありますが、いずれにしても自動運転技術の恩恵が増すことになりそうです。