「泊りがけでどこかへツーリングに行きたいけど、時間が取れない!」「普通のツーリングもマンネリしてきたし、何か違うことしたい!」
そんなライダーたちの声が、ちらほらと聞こえてきましたので、今回は「非日常」をサクっと味わえる、一歩進んだ日帰りツーリング方法をご紹介します!
その名は、日帰りキャンプツーリング。普通にキャンプをするのと同等の荷物をバイクに積載し「あえて日帰りする」のです。
「それって、無謀じゃない?」と思ったあなた、騙されたと思ってやってみてください。面白すぎてハマりますから(笑)
今回は筆者の愛車、セロー250にキャンプ道具一式を積んでみました。
まずはシートとキャリアの上に、テント、寝袋、テーブル、イス、などを防水バックに積み込みます。使用したのは、TTPL社の防水バッグ。パッキングストラップを使って、キャリアへの簡単に積載ができました。
マットと、テントの前室用ポールは横幅があるためキャリアへネットで積載。クッカー、水筒、マグカップなど食の道具や、普段のツーリングでも常備しているレインスーツ、工具類は、TANAX社の振り分けバッグに収納しました。
TANAX・ツアーシェルケース(ヘアラインシルバー)は2つで40L入りますが、重量はなるべく左右均等になるように荷物を積載しましょう。
というわけで、日帰りキャンプが可能な広場へ到着し、テント(昼寝用)を設営!
クッカーとコンロでお湯を沸かし、食事はカップラーメン。いわゆる「ラーツー」も楽しんでしまいましょう。
日帰りとはいえ、ツーリング途中でテントの設営って、なかなか体力を使います。なので、カップラーメンがいつも以上に美味い!
青空と自然をおかずに、ツーリングがてらカップラーメンを食すのが「ラーツー」です。が、今日はテントという「自分だけの城」が後ろにあるという、これぞ優・越・感!
テントの中で昼寝をし、体力を回復させたら、眠気覚ましにコーヒーを。
自分だけの自由で優雅な時間。とても日帰りのツーリングとは思えない満足感。最高です。
実を言うと、今回の企画は筆者にとって、泊りがけのキャンプツーリングのリハーサル的な意味で行ったものでしたが、これが予想以上に楽しすぎました。
ただ、荷物の積載、キャンプ道具一式の設営、撤収などはわりと時間がかかるものですので、なるべく自宅から近場のキャンプ場、広場などで行うのが無難でしょうね。
いつものツーリングから一歩進んだ、非日常のアドベンチャー「日帰りキャンプツーリング」を、ぜひお試しください!
(ライター:張山 和希/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン)
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