2017年6月24日に創業107周年を迎えるアルファ ロメオ。
同ブランドの歴史を語る上で欠かせないモデル「ジュリア」の名を引き継いだ、2代目・新生ジュリアが2017年内に日本でも発売することが発表され、ティザーサイトがオープンしました。
「アルファ75」以来となるFR、そして4WDを採用する新型ジュリアは、洗練された「イタリアンデザイン」、理想的な前後50:50の重量配分、最先端をいく革新的エンジン、トップレベルのパワーウェイトレシオ、そして独創的なテクノロジーを目玉として掲げています。
最上級グレードの「Quadrifoglio(クアドリフォリオ)」に搭載されるV型6気筒ガソリンツインターボエンジンは、フェラーリ出身のエンジニアにチューンされ、最高出力510ps、0-100km/h加速は3.9秒という圧倒的な動力性能を確保。さらに、電子制御式の気筒休止システムを備え、優れた燃費性能も両立。
また「ジュリア・クアドリフォリオ」のボディ各部に超軽量素材を採用。ボンネットやルーフ、プロペラシャフトにはカーボンを、ドアやフェンダー、サスペンションにはアルミニウムが使われています。
さらに、カーボンセラミックディスクブレーキや、カーボンファイバー製シートフレームのオプションを採用するなどの軽量化により、パワーウェイトレシオは3kg/ps以下を達成。
シャーシにも最新技術が搭載されていますが、アルファ ロメオ4Cのように電子制御系は走りの向上に寄与する場合にのみ採用。電子制御トルクベクタリング機構が採用されているそうですが、アルファロメオが満足する内容をクリアしたためとしています。
「ジュリア・クアドリフォリオ」が採用するツインクラッチ式のトルクベクタリングは、後側の左右輪に個別にトルク伝達を行う制御を採用。
これにより、滑りやすい路面においてもスタビリティコントロールに頼ることなく、優れたトラクション性能を発揮。また、電子制御式のインテグレーテッド・ブレーキシステムは、ブレーキレスポンスの向上と大幅な制動力の短縮、軽量化にも寄与するそうです。
(塚田勝弘)
【関連サイト】
アルファ ロメオ「ジュリア」ティザーサイト
http://www.alfaromeo-jp.com/sp-giulia/