ホンダが公開したのは、「レベル3」相当の条件付き自動運転機能で、システムが全ての運転タスクを担っていますが、システムからの要求があれば、ドライバーが介入する必要があります。
とはいえ、高速道路上での渋滞時のように、低速で自動走行中の場合は目線を前方に向けていなくても走行可能で、テレビ電話を使った会話なども可能となっています。
また、ステアリングから手を離したり、ペダル類の操作無しで前車追従や車線維持が可能で、設定速度よりも遅いクルマが前方にいる場合には、自動でウインカーを出して追い越しをかけます。
ホンダは2020年に高速道路上での部分自動運転「レベル2」を実現した後、一般道にも自動運転技術を拡大していく方針で、その後は「AI(人工知能)」の搭載が必須となるため、米Google系でアルファベット傘下の「ウエイモ」と提携協議を進めており、2025年を目標とした高レベルの自動運転実現を目指し、技術開発を加速させる方針のようです。
(Avanti Yasunori・画像:HONDA)
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内閣府「SIP自動走行システム研究開発計画 」(PDF)
http://www8.cao.go.jp/cstp/gaiyo/sip/keikaku/6_jidousoukou.pdf