「カメライダー」に贈る、バイクが最も格好良く撮れる「流し撮り」習得のヒケツとは!?

明るさのみに着目した図です。

シャタースピードを長くするとカメラに光を取り込む時間が増えるのです。

でも流し撮りをするのであればシャッタースピードは長くなければいけないので、次に触るのはF値です。

F値は光を取り込む穴の量を表しており、数値が小さいほど穴は大きく、数値が大きいほど穴が小さくなります。つまり、シャッタースピードを長くし明るくしてしまったところを、F値で抑えるという設定をすれば、流し撮りの準備は完了なのです!

良い感じですね。ようやくバイクの”走ってる感”が出ました!

シャッタースピードとF値の設定を覚えたらもうどんな写真でも撮れちゃいます。

でも、どんなシチュエーションでも流し撮りができるようになるコツがいくつかあります。

・一番撮りたい場所に予めピントを合わせておく(置きピンと呼ばれる手法です)
・置きピンをするためにマニュアルフォーカスを使う
・バイクが自分の前を通る時に数枚連写をする(数打てばどれかは当たります)
・JPEGでなくRAWで撮る(明るさや色合いを後で自由に変更できます)
・マニュアルモードで撮る(シャッタースピードやF値を自分で自由に決められるため)

この辺りのコツをマスターできれば、流し撮りだけでなくカメラの腕そのものが上がります!

実は「サーキット」が一番の練習場所なのです。毎周同じスピードで、同じテンポで撮ることができるので、環境に左右されず練習ができます!

そう、走るだけでなく、写真の練習場所としてもサーキットは優れているのです!

止まってるものを撮るのも楽しい!でもバイクは走ってる方がかっこ良くないでしょうか? 今回紹介した設定を覚えてバンバン撮ってカメラの腕を上げちゃいましょう。

※この記事での流し撮りの写真は、シャッタースピード1/60〜1/125で撮影しています。

(ライター:駒月麻顕/Moto Be バイクの遊び方を提案するWEBマガジン

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