自分で車を持ち込んで運転免許試験を受験!? 普段目にするクルマに必要な免許とは?【クルマにまつわる免許・資格おさらい】

今年の夏の行楽の予定は決まっていますか? 「目的地の近くで思うように宿が取れなくて……」なんて人の中には、「キャンピングカーがあれば」と思った人もいるのではないでしょうか?

旅先で自由度が増すキャンピングカーは、憧れのアイテム。ペット連れでも気兼ねなく出かけられることもメリットのひとつです。その中でもキャンピング・トレーラーは、普段は切り離して置いておき、旅の時だけつないで使えるのも魅力です。

実は、そのキャンピング・トレーラー。引っ張るにあたって、特定の免許が必要なものと、そうでないものがあるのをご存知ですか?

そもそも、けん引車両といえば、大きな海上輸送用のコンテナ(海コン)を載せたトレーラーをトレーラートラクタにつないで走っているシーンを思い浮かべるのが一般的かもしれません。

そのため、普通自動車免許だけを持っているドライバーからすれば、ちょっと他人事のような話かもしれませんが、キャンピング・トレーラーでも重さによって、けん引免許が必要な場合があるのです。

けん引免許は、普通・準中型・中型・大型・大型特殊自動車などの自動車で、被けん引車(トレーラーやキャンピング・トレーラー)などをけん引する際に必要な免許です。

銀色に輝くボディで有名なエアストリームなど、総重量が750kgを越えるキャンピングトレーラーは、このけん引免許が必要となります。

さらに、けん引免許には車両総重量が750kg超〜2000kg以下のトレーラーに限ってけん引が許される限定免許があります。比較的大型のキャンピングトレーラーなどでも、このカテゴリーに入ります。

ところがこの限定免許、教習所に試験車両がなく、教習が行われていないのが実情なのです。

この記事の著者

古川教夫

古川教夫 近影
1972年4月23日生。千葉県出身。茨城大学理学部地球科学科卒。幼稚園の大きな積み木でジープを作って乗っていたクルマ好き。幌ジムニーで野外調査、九州の噴火の火山灰を房総で探して卒論を書き大学卒業。ネカフェ店長兼サーバー管理業を経て、WEB担当として編プロ入社。クルマ関連部署に移籍し、RX-7やレガシィ、ハイエース・キャピングカーなどの車種別専門誌を約20年担当。家族の介護をきっかけに起業。福祉車輌取扱士の資格を取得。現在は自動車メディアで編集・執筆のほか、WEBサイトのアンカー業務を生業とする。