「これは『インディ速報』?」と思うほど、インディ色にそまった今回のF1速報ですが、F1情報もいつものように記載されているのでご安心を。
■崖っぷちのアイスマン
モナコGPで2008年フランスGP以来のポールポジションを獲得し、今シーズン初優勝が期待されたキミ・ライコネン選手(フェラーリ)。しかし決勝ではチームメイトのセバスチャン・ベッテル選手に逆転され、ここ最近今一つ波にのれずモヤモヤするー! という方にぜひ読んでもらいたいのが、ライコネン選手のインタビューページ「崖っぷちのアイスマン」です(タイトルがセツナイ……)。
ライコネン選手は現在の状況を以下のように語っています。
「これまで250戦以上参戦してきたが、常にスタートから優勝するチャンスをうかがって、レースには全開で取り組んでいる。優勝からひどく長いこと遠ざかっているし、ポールポジションはそれよりもっと昔の話だ(スペインGP終了時点)。これだけ長いキャリアなら、時にはこういう状況に陥ることもあると分かっているけれど、だからといってあきらめるわけにはいかない。プッシュすればそれだけ、より確実に望む結果が得られるようになるはずだ」
37歳のライコネン選手は、現役最年長ドライバー。引退説が囁かれることも多くなりました。もしライコネン選手が引退したら毎晩涙で枕を濡らすF1女子がたくさんいるはず……。でも、大丈夫です! ライコネン選手は、まだまだ目標に向かって走り続けています。
「いつだって、僕はそのシーズンだけにフォーカスしている。今年末までは契約がある。2018年のことは何も考えていない。将来のことを語るのはまだ早いね。そういう話はメディアが得意だから、任せておけばいい。僕が関心を持っているのは、フェラーリが彼らの将来をどう描いているか、それだけだ。もちろん一番大事なのは、チームが勝ち続けられるようにすること。そして、ずいぶん長いこと遠ざかっていたチャンピオンシップを奪還することだ」
そんなライコネン選手ですが、実はモナコGP前に待望の第2子の長女が誕生したのだそうです! パドックで拾った「ココだけの話」を知ることができる「チーム&ドライバーのGPウィーク、マル秘SCOOP!」では、いつもクールなライコネン選手が笑顔で娘さんのことを話している様子が書かれていますよ。
■チーム&ドライバーのGPウィーク、マル秘SCOOP!
パドックの裏側を事細かに知る事ができる「FROM THE PADDOCK」でお馴染みの尾張正博さんがライコネン選手に「夜泣きに悩まされていませんか?」と尋ねたところ、「オレにはおっぱいがないから、夜中にお乳をあげる必要がないから大丈夫だよ」とジョークを披露するほどご機嫌だったのだとか。ちなみに、娘さんはアンナ・アンジェリア・ミラナと名付けられたそうです。
長男のロビン君はライコネン選手にそっくりですが、アンナちゃんはどちら似でしょうか。サーキットに姿を現す日が楽しみですね!
F1、そしてインディ500をたっぷりと楽しめる「F1速報モナコGP/インディ500特別編集号」。長年に渡り発売されてきた「F1速報」ですが、他のカテゴリーのドライバーが表紙の半分以上を占める、ということはかつてなかったのでは!?
佐藤選手インディ500優勝記念にふさわしい、永久保存版間違いなしの一冊です!
(yuri)