アウディ最小のSUVとして登場したQ2、リーズナブルな価格で大人気の予感【Audi Q2試乗】

世界中でSUV(スポーツユーティリティビークル)と呼ばれるモデルの人気が高まっています。アウディのSUVモデルは「Q」で始まる車名を持ち、上からQ7、Q5、Q3というモデルが販売されていましたが、2017年4月にもっともコンパクトなQ2の日本仕様が発表されました。

日本に導入されるアウディQ2は1リットル3気筒モデルと1.4リットル4気筒モデルの2種のエンジンが用意されます。1リットルエンジンは116馬力/200Nm、1.4リットルエンジンは150馬力/250Nmのスペックを持ちます。駆動方式はFFで、ミッションはデュアルクラッチの7速Sトロニックが採用されています。

1リットルエンジン搭載車はQ2 1.0TSFIというグレードがボトムで299万円のプライス、その上にQ2 1.0TSFIスポーツがあり364万円となります。1.4リットルはモノグレード展開で405万円となりますが、今回の新導入を記念して490万円のQ2ファーストエディションが280台限定で設定されました。この限定車にはアンビエントライトやナビゲーション、セーフティパッケージなどが標準装備されます。試乗車はこのファーストエディションでした。

コンパクトSUVのQ2はアウディとしては比較的リーズナブルな価格で販売されるモデルとして大人気となりそうな予感がします。

 

(諸星陽一)

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諸星陽一

1963年東京生まれ。23歳で自動車雑誌の編集部員となるが、その後すぐにフリーランスに転身。29歳より7年間、自費で富士フレッシュマンレース(サバンナRX-7・FC3Sクラス)に参戦。
乗って、感じて、撮って、書くことを基本に自分の意見や理想も大事にするが、読者の立場も十分に考慮した評価を行うことをモットーとする。理想の車生活は、2柱リフトのあるガレージに、ロータス時代のスーパー7かサバンナRX-7(FC3S)とPHV、シティコミューター的EVの3台を持つことだが…。
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