スバルの商品ラインアップで最高峰となる高級SUVで、車両のスリーサイズは全長5,050mm x 全幅1,990mm x 全高1,840mm、ホイールベースが2,970mmと、7人乗りのSUVとして余裕の有るサイズとなっています。
産経新聞によると、同社の吉永社長は「アセント」を軸に2020年度の北米市場における販売台数について、昨年度比10%増の80万台に拡大する計画の実現に意欲を示しているそうです。
吉永社長は、北米でスバルが好調な理由について、自動ブレーキなどの運転支援システムの性能が評価されており、“スバル=安全”というイメージが結び付くところまで来ていると分析、米国の景気や政治情勢に関しては特に心配していない模様。
他社が販売を伸ばしている中国市場については、新車の供給過多から値引き競争になっているとして、市場の動向を見極めた上で、同社のブランドイメージを損ねない販売戦略を立てる方針のようです。
一方、今後の電動化については、2018年の米国における環境規制強化を視野に、PHVやEVの開発を加速させる考えのようで、PHVについてはトヨタとの提携を活かし、2018年に投入する計画とか。
またEVについては独自開発に向けた試験研究を強化し、2021年の投入を目指しているそうで、電動モーターの操作応答性の高さなどを活かしてガソリン車と違う愉しみを味わえるようにしたいと考えているそうです。
スバルの2018年3月期の世界販売は110万5,000台と、過去最高を更新する見込みのようですが、大型SUV「アセント」の国内導入についても併せて期待したいものです。
(Avanti Yasunori・画像:SUBARU)
【関連リンク】
スバル アセント SUV コンセプト
http://www.subaru-global.com/ms2017/newyork/