BMW i3とプリウスPHVのエコドライブのコツは?【日本EVクラブ 最新EV・PHV試乗&セミナー】

「最新EV(電気自動車)・PHV(プラグインハイブリッド)試乗&セミナー」のお手伝いに行ってきました。

自動車評論家の舘内端氏が代表を務める「日本EVクラブ」は、EV(電気自動車)の普及を目的とした市民団体。
私も数年前から時間がある限りご協力させていただいていますが、東京都心でのイベントは初めて。

会場は、少し前にはトヨタ「プリウスPHV」の発表会が行われ日本科学未来館。

まずは代表の舘内氏による「地球温暖化とEV・PHV講座」。
舘内氏によると、世界的にEV車の販売台数は伸びているのにも関わらず、昨年、日本国内での販売台数は前年比の20%も減少したとか。

そして三菱自動車、日産自動車、フォルクスワーゲンの方によるそれぞれの「EV、PHV」のプレゼンテーション。

その後が私も参加させていただいたEV、PHVの試乗会。
私を含めた4名の自動車ジャーナリストとEVクラブのみなさんで、参加者の方の助手席に乗ってそれぞれのモデルの特徴やエコドライブの仕方などをレクチャーするお仕事。

今回の試乗車は「日産リーフ」「日産ノートe-power」「三菱アウトランダーPHV」「トヨタ プリウスPHV」「BMW i3」「BMW 225xeアクティブツアラー」「VW パサートGTE」7台。

私の担当は、前半がEVの「BMW i3」、後半が「プリウス PHV」。
ちなみに「i3」のエコドライブのコツは「アクセルコントロール」。走行中に加速も減速もしない惰性で走る状態を長く使うことで航続距離は伸びます。「i3」はアクセルをオフにすると強い回生ブレーキがかかりますが、減速しすぎるとアクセルを踏まなくてはならなくなるので要注意。「ワンペダルドライビング」を上手に使いましょう。

また「プリウスPHV」は目標スピードまで素早く加速するのがコツ。一定スピードで走行するとエンジンは停止し、電気モーターだけで走行するのでガソリンを消費しません。なるべくエンジンをかけないように走行するのがコツです。

短い時間ながらも続けて7台のクルマを乗り換えられるため、それぞれのクルマの特徴や違いはとてもわかりやすいと思います。
それにしてもレクチャーは何度やっても難しいですね。

吉田 由美