より上質に、スポーティーに。BMW M3・M4がマイナーチェンジ。戦闘力を増した「コンペティション」も追加

今回追加された「M3/M4 コンペティション」は、その名とおり、パフォーマンスをさらに引き上げると同時に、サーキット走行における卓越したダイナミズムを実現する仕様。

エンジンは、3.0Lの直列6気筒「Mツインパワー・ターボ・エンジン」の最高出力を標準仕様より14kw(19ps)アップの331kw(450ps)まで高めることにより、0-100km/h加速(ヨーロッパ仕様車値)4.0秒という動力性能を実現。

パフォーマンスに対応するため、ダンパーおよびスタビライザーの特性を専用に変更した「アダプティブMサスペンション」を設定するとともに、電子制御式多板クラッチによりパワーを左右リヤ・ホイール間で自在に配分する「アクティブMディファレンシャル」や「DSC(横滑り防止装置)」にも専用のチューニングが施され、トラクション性能を向上させたとのこと。

ほかにも、迫力ある見た目とサウンドをもたらす専用「Mスポーツ・エキゾースト・システム」をはじめ、構造の20インチ鍛造「Mライト・アロイ・ホイール・スタースポーク・スタイリング666M」、ハイグロス・ブラック仕上げの「キドニーグリル」、ブラッククローム仕上げの「デュアル・エキゾースト・テールパイプ」といった専用装備を搭載。

また、内装では、スポーツ走行時に身体をしっかりと支える軽量構造の専用「Mスポーツ・シート」に加え、Mストライプが施された専用シートベルトを装備。

価格は新設定の「コンペティション」を含めて1,850,000円〜12,790,000円で、M3はDCTのみ、M4にはDCTとMTが設定されています。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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