ジャガーXF SPORTBRAKEのボディラインをウィンブルドン選手権のセンターコートで初公開

2017年夏にも公開されるというジャガーの「XF SPORTBRAKE(スポーツブレイク)」。テニスの四大大会のひとつであるウィンブルドン選手権が行われるセンターコートにおいて、新型「XF SPORTBRAKE」の形を現したラインを描き、そのスポーティなラインが初公開されました。

実車が登場したわけではなく、テニスコート上にラインが描かれるという新しいティザー戦略で、今年夏の公開が待たれます。

「XFスポーツブレイク」は「ブレイク」という車名からも想像できるように、ワゴンモデル。

ジャガーのデザイン・ディレクターであるイアン・カラム氏は、「XFスポーツブレイクは、リヤに向かう線だけでなく、その先にも続くような曲線を描き、スピードとスポーティさを感じさせるシルエットを生み出しました。ジャガーのユーザーが求めるダイナミックなデザインや敏捷なハンドリングを損なうことなく、その実用性を新たなレベルに押し上げます」とその狙いを語っています。

同コートのヘッド・グラウンドマンのニール・スタブリー氏は、「ヘッド・グラウンドマンと、ジャガーのデザイン・ディレクターという仕事には、完璧で正確なラインをひた向きに描きあげるという、ひとつの共通点があります。私たちが描くラインは、世界中の人々が見るものですからどんなラインでも、100%正確に描くことが大変重要なのです」とコメント。

世界的にネット通販が普及する中、とくに高級ワゴンは積載性などの実用が以前よりも重要視されなくなり、スタイリングが重要になっています。「XFスポーツブレイク」がどんなラインを描くモデルか気になるところです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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