4月22〜23日に、鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラー開幕戦と併催された全日本F3選手権の第4戦と第5戦。
全日本F3のチャンピオンシップがかかったCクラスに2016年からステップアップした初の女性ドライバーとして注目の集まる三浦愛選手。2014年にNクラスに出場した際にはクラス分けの無い時代を含めても18年ぶりの全日本F3女性ドライバーとして注目されました。
その三浦愛選手、2016年のCクラス初年度はノーポイントでシーズンを終え、開幕戦の岡山3連戦でもポイントが取れなかったのですが、ここ鈴鹿では大きな成長を見せてくれました。
22日に開催の第4戦では7番手からのスタート。しかしスタートから好調で、オープニングラップで大きな順位変動が起きる中しっかりと6位のポジションにアップ。
その後3位争いをする4台の集団の中で果敢に攻め込み、4周目にはイェ・ホンリー選手をs字コーナー進入で抜き去り5位にジャンプアップ!
そのままゴールまで突き進み5位となります。Cクラス5位という順位は全日本F3でCクラスとNクラスのクラス分けがなされた2008年からの女性最高位となります。
それ以前はクラス分けなどの条件が違うので純粋な比較が出来にくいのですが、筆者の知りうる限りでは1984年の吉川とみ子選手が獲得した女性最高位が4位で、それに次ぐ成績となります。