日産はSUVのキックス、マイナーチェンジ版エクストレイル、ナバラをお披露目【上海モーターショー2017】

日本でも人気のエクストレイルは、中国で最も売れている日産のSUV。今回のマイナーチェンジでは、外観を一新し、よりスタイリッシュになったのが特徴。

インテリアも新しいDシェイプ・ステアリングなどでリフレッシュされています。中国では4月6日にすでに発売を開始していて、今後約150カ国で発売を予定しているそう。

日産初となるSUVテイストのピックアップトラック「ナバラ」は、スマートかつタフな高性能ピックアップトラックです。日産ブランドのシンボルである「Vモーショングリル」と未来的なヘッドランプが特徴で、高い積載性はもちろん、広々とした室内空間も美点となっています。

また、日産車として中国では初となる7速ATを搭載し、パワーと高性能を実現しているのもポイント。中国向けは中国の合弁会社である鄭州日産汽車(ZNA)において生産する予定とのことです。

3台のSUVに加えて「Vmotion 2.0コンセプト」も披露されました。2017年のデトロイトオートショーで初公開された同コンセプトカーは、日産のセダンの将来を示すデザインスタディ。「Vモーショングリル」を強調したデザインだけでなく、プロパイロット技術により、将来的には高速道路や渋滞時、市街地での自動運転が可能になることも想定されているそうです。

(塚田勝弘)

この記事の著者

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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