【SUPER GT2017】BMW Team Studie、開幕直前に体制発表!

いよいよ4月8日に岡山国際サーキットから開幕するSUPER GT2017シーズン。4月6日には岡山国際サーキットへ向けて搬入が始まります。

その4月6日午前10時、お台場のBMW GROUP Tokyo BayにてSUPER GTのGT300クラスに参戦するBMW Team Studieの参戦体制発表会が行われました。

冒頭で挨拶したチーム代表で監督の鈴木康昭氏は「BWM Team Studieとしてスタートしてこれまで表彰台に7度乗ったが優勝はまだ無い。しかし優勝にはこだわらずに着実にポイントを獲得しシリーズチャンピオンを狙って行く」と語っています。

続いてBMWジャパンのペーター社長が挨拶。「M6 GT3のMは最強の文字」としてチャンピオンへの期待をあらわにし、また「今年は日本で初めてベントレーが走る。新しいライバルと戦うのを見ることができる」とSUPER GTの魅力へも言及しています。

そしていよいよ今年のカラーリングのアンベール。先の岡山と富士でのテストでM6 GT3は走行していましたが、それはテスト専用のカラーリングであり、レースに臨むカラーリングはこの発表会が初のお披露目となります。

今年のカラーリングは1970年代に現代アートが施されたBMW3.0CSL、いわゆるアートカーにインスパイアされたものとのこと。

方眼紙のような罫線がアーティスティックな印象で、BMWの歴史を背負っているかのようです。

そのBMW M6 GT3をドライブするのはこの二人。

ヨルグ・ミューラー選手は4年目となる日本のSUPER GTでの活動について「日本に帰ってきた」と言う表現でSUPER GTの素晴らしさを語っています。

また世界の荒こと荒 聖治選手は「このコンビで優勝したことが無いので、とにかく勝ちにこだわって勝負して行きたい」と強い意気込みで語ります。

またサーキットで活躍するミューズとして初音さん、大里莉楠さん、畑井咲那さんも紹介されます。

今年のカラーリングはメインスポンサーのロゴが左右非対称となり、ドライバー席のある左側とボンネットにはテディベアのSteiff、右側とルーフにはイスラエル発祥のコスメティックブランドSABONのロゴが入ります。

リアスポイラーも注目で、表面には関西地区で絶大な人気を誇るウォッチセレクトショップのOOMIYA、裏面には大きくM Powerの文字が!

ペーター社長曰く、2017年仕様のM6 GT3は各部が大きくアップデートされたとのことで、戦闘能力は大幅アップ。実戦では好成績を期待できるとのこと。

また、発表会当日より公認ファンクラブともいえるBMW Team Studie Official Clubの募集も開始されました。MINICHAMP製2016年モデルミニカーやsteiffのテディベアキーリングなど、マニアならずとも欲しくなるような逸品が特典となります。

発表会の翌日から岡山国際サーキットではSUPER GT開幕戦が開幕します。そのため、発表会の終了と同時にM6 GT3は岡山国際サーキットへと旅立って行きました。

 

とにかく今年はチャンピオンを狙うというBMW Team Studie。開幕戦直前の体制発表であっても注目度はかなり大きいいといえるでしょう。

(写真・文:松永和浩)

この記事の著者

松永 和浩 近影

松永 和浩

1966年丙午生まれ。東京都出身。大学では教育学部なのに電機関連会社で電気工事の現場監督や電気自動車用充電インフラの開発などを担当する会社員から紆余曲折を経て、自動車メディアでライターやフォトグラファーとして活動することになって現在に至ります。
3年に2台のペースで中古車を買い替える中古車マニア。中古車をいかに安く手に入れ、手間をかけずに長く乗るかということばかり考えています。
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