約60年の歴史を誇るデザイン賞でMazda MX-5 RFが最高位の「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を獲得

マツダのデザインを統括する前田 育男常務執行役員は、

「MX-5 RFではMX-5の新しい方向性に挑戦しました。このクルマは、デザイナー同士はもちろん、設計や生産技術のエンジニアが今まで以上にチーム一丸となって創り上げたものです。このクルマに関わった全員でこの賞を喜びたいと思います」

と語っています。設計や生産技術もあってのことで、デザインだけでは実現できなかったことが伝わってきます。

今回、RFが受賞した「レッド・ドット賞」は、ドイツの「Design Zentrum Nordrhein Westfalen(ノルトライン・ヴェストファーレン・デザインセンター)」が主催する約60年の歴史を持つデザイン賞。

クルマに限らず、世界中から応募された広いカテゴリーの工業製品から、デザインの革新性、機能性、人間工学などの9つの基準に基づき審査され、クオリティの高いデザインに贈られる「レッド・ドット賞」をはじめ、その中でも最高位である「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」のほか、特別賞である「オーナラブル・メンション賞」などがあるそう。今年の授賞式は7月3日にドイツのエッセンにて行われます。

マツダは、2013年の「Mazda6(マツダ アテンザ)」、2014年の「Mazda3 (マツダ アクセラ)」のハッチバックモデル、2015年の「Mazda CX-3」が「レッド・ドット賞」に輝いていて、2015年に「Mazda2(マツダ デミオ)」が「オーナラブル・メンション賞」、「Mazda MX-5」が「ベスト・オブ・ザ・ベスト賞」を受賞しています。※上記写真にはロードスターRFも含みます。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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