■アストンマーティン・DB11
新世代アストンマーティンの第1弾モデルとなるアストンマーティン・DB11は、2016年9月に日本に導入されました。曲線を多用しモダンなデザインとなったクーペボディはアルミニウムやマグネシウムなど軽量素材を多用しています。
搭載するエンジンは新開発の5.2LV12ツインターボで、最高出力608ps、最大トルク700Nmを発生します。ミッションは8速ATが組み合わされ、0-100km/h加速は3.9秒と歴史あるDBシリーズで最速かつパワフルなモデルです。
エクステリアだけでなく、インテリアも液晶パネルを多用し先進性を主張しています。DB11の車両本体価格は2380万円です。
■フェラーリ・488GTB
2015年に日本に導入されたフェラーリ・488GTBは、フェラーリ8気筒シリーズの最新モデルです。クーペモデルのGTBに続いて電動開閉式ルーフを採用した488スパイダーも追加されました。
488の両サイドにある大型のエアインテークは、約40年前にフェラーリ初のミッドシップV8モデルとして誕生した308GTBからインスパイアされたものです。また、キャビンを2分割するダッシュボード&センター・トンネルをはじめ、ラップアラウンド・シートなどクラシックフェラーリのデザインが盛り込まれているのが特徴です。
搭載されるエンジンは3.9LV8DOHCツインターボで最高出力は670PS、最大トルクは760Nmを発生します。ミッションは7速デュアルクラッチのF1 DCTが組み合わされ、最高速度は330km/h以上というパフォーマンスを発揮します。488の車両本体価格はGTBが3070万円、スパイダーが 3450万円となっています。
(萩原文博)