ホンダの最新おすすめモデル、TOP3【2017年版】

世界最高峰のモータースポーツ・F1での輝かしい戦歴から、スポーティなイメージが強いホンダ。可変バルブ機構のVTECや、スポーツバージョンのタイプRは、今でも多くのファンを魅了しています。

2015年に発売した軽スポーツカー「S660」を皮切りに、「シビックタイプR」を台数限定で販売、そして2016年には「NSX」が復活と、再びスポーティなホンダというイメージを強調してきています。

しかし、そういった非日常の世界の楽しみだけでなく、日常生活での使い勝手を高めるための奇抜なアイデアもホンダの魅力でもあります。

■ヴェゼル

SUVの力強さにクーペの洗練された美を織り込んだフォルム。素材や仕立てにこだわったインテリア。そして、最良で27.0km/Lを誇るハイブリッドとセンタータンクレイアウトによる広々空間。人気が出るのも納得の魅力が全て揃った欲張りな1台、それが「ヴェゼル」です。

2016年2月に行なわれた改良では、カメラとレーダーセンサーを使う先進安全装備のホンダセンシングを搭載したほか、スポーティなテイストを強めた新グレード「RS」の設定や「ハイブリッドZ」の質感と乗り心地を向上させ、「ヴェゼル」の魅力にさらに磨きが掛けられました。

■N-BOX

2011年のデビューから時間が経った2017年でも、依然として軽自動車販売台数でトップに君臨する「N-BOX」。広々空間を誇る軽自動車は他社にもありますが、「N-BOX」に人気が集まるのは、やはり実用性が頭一つ抜きん出ているからでしょう。

エンジンなどを車両前方にコンパクトにまとめたほか、燃料タンクを前席下に配置するセンタータンクレイアウトを採用したことで使えるスペースを稼ぎ出すことに成功。後席座面の跳ね上げも可能とし、荷室に収まらないほど背の高い荷物(140cm)も積めます。

■シビックタイプR

実用性の高さをウリとするモデルを紹介してきましたが、やっぱりホンダはスポーティでなくっちゃ!!そんな期待に応えてくれるのが、ジュネーブショーで量産型が世界初公開された新型「シビック タイプR」です。

5ドアハッチバックの「シビック」をベースに、エアロパーツや専用の足回りで武装。搭載する2.0L直4ターボエンジンは最高出力:320ps/最大トルク:40.8kgmを誇り、組み合わせる6速MTは変速に対してエンジン回転数を自動で合わせてくれるレブマッチシステムが内蔵され、ヒール&トゥを会得する手間を掛けずに手軽にスポーツ走行を楽しめます。なお、日本には2017年夏に導入が予定されています。

(今 総一郎)