ミラーレスで登場!メルセデスAMG「GTコンセプト」を披露【ジュネーブモーターショー2017】

メルセデス・ベンツには、定番たるSクラス、そして現行ではSクラスクーペがありますが、とくにポルシェ・パナメーラやBMW7シリーズ、BMW6シリーズグランクーペ、マセラティ・クアトロポルテあたりを指名するオーナーとは少し客層が異なるような気がします。

パワートレーンは、4.0L V8ツインターボエンジンとモーターを組み合わせたハイブリッドで、システム出力は600kWに達するそう。0-100km/h加速は3秒を切るそうで、スーパースポーツ並の走りが自慢。

駆動方式は「AMGパフォーマンス4MATIC」のAWDで、モーターが後輪を駆動させるほか、トルクベクタリングにより各車輪にトルクを振り分けることが可能としています。

また、F1からの技術もフィードバックされています。いつでもハイパワーが引き出せるようにブレーキ回生によりバッテリーの充電量が確保され、充電量が足りない場合はエンジンの力を借りるというもの。ハイブリッドやPHVでは当たり前の技術に思えますが、ハイブリッドパワーの開発は、Mercedes-AMG HPP(High Performance Powertrains GmbH)との協力で推進されているそうです。

「Mercedes-AMG GT Concept」が市販化されれば、4ドアクーペがニッチではなくなり、さらに競争が激化するのは間違いなさそうです。

(塚田勝弘)

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塚田勝弘

1997年3月 ステーションワゴン誌『アクティブビークル』、ミニバン専門誌『ミニバンFREX』の各編集部で編集に携わる。主にワゴン、ミニバン、SUVなどの新車記事を担当。2003年1月『ゲットナビ』編集部の乗り物記事担当。
車、カー用品、自転車などを担当。2005年4月独立し、フリーライター、エディターとして活動中。一般誌、自動車誌、WEB媒体などでミニバン、SUVの新車記事、ミニバンやSUVを使った「楽しみ方の提案」などの取材、執筆、編集を行っている。
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