3月7日に開幕した第87回ジュネーブモーターショー。欧州の中にあって中立地というロケーションから多くの「大物」が世界初披露される場となっています。
今回、初公開されるのは、パナメーラに加わるスポーツツーリスモです。パナメーラのシューティングブレークという噂もあったスポーツツーリスモは、広いリヤゲートと広大な荷室が特徴。後席は、パナメーラ初の後席3人掛けとなる「4+1」シートコンセプトが採用されています。
パナメーラでは、もう1台注目のモデルを用意。680psのシステム出力を誇る「パナメーラターボ S E-ハイブリッド」は、プラグインハイブリッドでありながらモデルラインのトップモデルでもあります。最上級グレードにPHVを据えるのはポルシェ初で、時代の要請に応じた戦略といえそう。
さらに、モータースポーツから派生した2シーターモデルも披露されるほか、さらに911GTSモデルもモーターショーで初めて展示されます。
(塚田勝弘)