今が旬! 人気沸騰中の国産SUVの最新5モデル【2017年版】

■スズキイグニス

2016年2月に販売開始されたスズキイグニスは、コンパクトカーとSUVを融合させたコンパクトクロスオーバーモデルです。軽自動車を除いた国産車では最もボディサイズの小さなSUVと言えます。

全長3.7mという取り回しのしやすいボディは、SUVらしい高めのアイポイントを確保し、広い視界を実現。加えて最低地上高は180mmと、雪道や荒れた路面でも安心して走行できる実力派です。全車に1.2L直4エンジンにマイルドハイブリッド機構を搭載することで、2WD車はJC08モード燃費28.0km/Lという高い燃費性能を誇ります。

衝突軽減システムには2つのカメラを搭載したステレオカメラ方式を採用。左右2つのカメラで距離屋形を捉えてクルマだけでなく歩行者も認識し、2016年度予防安全性能評価最高ランクのASV++を獲得しました。イグニスの価格は138万2400円~208万3320円となっています。

■マツダCX-3

2015年2月に登場したマツダCX-3は、全高1550mm以下に抑えることで都心部に多い立体駐車場に対応した都市型のコンパクトSUVです。搭載されているエンジンは1.5L直4ディーゼルターボエンジンのみで、低燃費と高い静粛性を両立しています。

販売開始以降、数回の改良が加えられエンジンの加速フィールを追求したDE精密過給制御、ディーゼルエンジン特有のノック音を抑えるナチュラル・サウンド・スムーザーを採用。そして、コーナリング時のハンドル操作に対して、横方向と前後方向の加速度(G)を統合的にコントロールして車両の揺れを抑えたG-ベクタリングコントロールを搭載するなど、走りの質感を高めています。

安全装備は、ハイビームコントロールシステムやマツダレーダークルーズコントロールなどがパッケージングされたアイアクティブセンスを搭載。ミッションが6ATだけでなく、6MTも用意されているのが特徴です。CX-3の車両価格は237万6000円~303万4000円です。

この記事の著者

萩原 文博 近影

萩原 文博

車好きの家庭教師の影響で、中学生の時に車好きが開花。その後高校生になるとOPTIONと中古車情報誌を買い、免許証もないのに悪友と一緒にチューニングを妄想する日々を過ごしました。高校3年の受験直前に東京オートサロンを初体験。
そして大学在学中に読みふけった中古車情報誌の編集部にアルバイトとして働き業界デビュー。その後、10年会社員を務めて、2006年からフリーランスとなりました。元々編集者なので、車の魅力だけでなく、車に関する情報を伝えられるように日々活動しています!
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