「ロータスが作るスポーツカーの真の伝統を受け継ぎ、精密なハンドリングで、高いパフォーマンスを実現」──と、ロータスが語るように、今回試乗したエヴォーラ400は一見、ピュアスポーツカーに思えますよね。
最高出力406ps(298kw)のスーパーチャージャー付き3.5リッターV6エンジンをミッドシップに搭載し、従来モデルより22kg軽量化を実現。確かに高いパフォーマンスを誇るロータスのフラッグシップスポーツではあるのですが、エヴォーラ400は見た目やスペックではわからない真の姿を持っていました。
それはなにかというと「高い実用性」であり「同乗者に嫌われないスポーツカー」であること。とくに配偶者がいるスポーツカー好きにとって「同乗者に嫌われない」というのは、クルマ選びの大きなポイントになるのではないでしょうか。