超小型EVベースの自動運転技術開発向けのプラットフォーム 「RoboCar MV2 2017」販売開始

自動運転技術のZMPは、2月16日付けで、超小型EVベース自動運転技術開発用実験車両「RoboCar MV2 2017」を販売開始すると発表しました。

この「RoboCar MV2 2017」は、同社が2012年より販売している RoboCar MV2の最新型で、搭載するプログラムでステアリング、アクセル、ブレーキの制御が可能な研究開発用の実験車両になっています。

同社では、自動車/部品メーカー、研究機関で自動運転や運転支援技術の実車を用いた研究開発に活用してほしいとしています。

新発売の「RoboCar MV2 2017」には、ハンドルの左側に13インチタブレット端末を利用したコントロールパネルが供えられており、車速やステアリング角度などの車両状態、各種センサの状態などを、コントロールパネルでドライビングポジションから容易に視認でき、操作性も向上しています。

コンピュータ制御状態(プログラムモード)と手動運転状態(マニュアルモード)を識別できるインジケータがダッシュボードに装備され、開発用PCやセンサ類などの精密機器をトランクルームに搭載できるようになっていて、自動運転の研究開発の現場での操作性にも配慮されています。

(山内 博・画像:ZMP)